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座談
(誰か……教えて!)
今、自分はどういった状況に陥っているのかを!
見上げてみると、昨日の暗黒色の雲が存在しなかったかのように、空はからりと晴れ、太陽は燦々と輝いている。
皮肉だ。
今の自分の心境は、曇り空を通り越して、混乱のあまり稲妻が迸っているというのに。
視線を元に戻すと、
「…………」
向こうから淳司が歩いてくる。
しかもとんでもない顔で。
顔面蒼白とはこのことか、と思わせるような青さだ。
「……よう」
声にも力がまるで感じられない。無気力、とは違う。
何かを恐れているかのような感じだ。
「……お前、どうしたんだ?」
淳司は顔を青くしたまま、ちょっと怪訝な表情を象った。
今日の亜季は、淳司と良い勝負が出来る位顔色が悪かったからだ。彼の顔が顔面蒼白なら、亜季の顔の青さは死人に例える事が出来るというものだ。
「……自分が狂ったのかもしれない……って、悲観的な事を考えちゃってね」
「狂ったって……どう?」
「…………」
亜季は口を噤み、俯く。彼にまで父や母のように怪訝な表情を向けられたくない。
「……と、ところでよ……」
淳司は顔を上げて、意を決したように話し始める。
何かの決意が伺えるような深刻な表情。、
「……今日って……バレンタイン……だよな?本命とは言わねえけど……義理くらい……ねえか……?まあ、ねえだろうけど……今日は……二月十四日……昨日は……二月十三日で……いいんだよな?」
声に反応して彼を見る。何かに縋るような、らしくない表情。
「……ど、どうしたんだよ、お前……」
見る間に淳司の表情は蒼白なものから、驚愕にへと変わっていく
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